マーキング作業 根がらみ(でかちび)クランプ編

弊社の資材に赤いマーキングを施している模様は、以前にも「スタッフブログ マーキング作業」で一度お伝えしたことがありましたね。

このマーキング作業は、基本的には大きな資材になればなるほど難易度が下がります。塗布面積が大きければ、はみ出して他の所を汚してしまう可能性も減りますからね。

反対に、小物に関しては神経を使います。はみ出しのような作業上のミスはもちろんのこと、製品の操作部分や可動域を阻害するようなマーキングをしてしまっては本末転倒です。

なので「小物にはマーキングはしない」というリース屋さんも多くいらっしゃいます。

でも、実際に現場でリース品の返却をする時、けっこうご面倒じゃないですか?

こっちはウチから持ってきたやつだから

これは、〇〇さんから借りたやつだから、イトウ特殊に返す物とは別にしといて

こんな一幕があったりするのではないでしょうか。

そこで、弊社では現場でのひと手間を少しでも軽減すべく、小物資材へのマーキングを励行しています! 前回ご紹介したジョイントもその1つ。

今回は、パイプサポートと単管パイプを繋ぐ、根がらみクランプにマーキングをしていきます。

左が直交、右が自在。根がらみクランプなのでφ60.5の刻印が。

しかし、この根がらみクランプ、一体にどこにマーキングをすれば良いと思いますか?

インパクトドライバーで締め付けられる関係上、表面への塗布はナンセンスですよね。塗装したところですぐに剝がれてしまいそうですし、ねじ山にベタベタしたペンキが付着してしまったら、うまく機能しなくなる可能性も考えられます。

そこで、狙うのはココ!

そう、クランプ結合部分の内側です。

ここなら製品の動きを妨げる恐れもないですし、他の資材と擦れてペンキが剥がれる可能性も低そうです。

実際に塗装した様子がコチラ。

ふたを開けると一目瞭然なので、これなら返却時の仕分け作業も少しはラクになるのではないでしょうか。

お客様のために日々進化し続けているイトウ特殊工業資材部を、今後もよろしくお願いします!

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